ネット通販やSNSのコーディネート投稿では、ショップやインフルエンサーの主観によって「バーガンディ」と「ボルドー」が同一のものとして扱われているケースが多々見られます。しかし、この混同を鵜呑みにしてしまうと、実際に着用した際に「顔色がくすんで見える」「手持ちの服と合わない」といった失敗につながります。
特に注意したい盲点は、生地の素材と光沢による発色変化です。ウールやカシミヤなどの起毛素材では青みが吸収されて落ち着いたダークトーンに見えますが、サテンやレザーなどの光沢素材では紫みの反射が強調され、シャープでモードな印象に変化します。
「自分には似合わない」と感じていた色であっても、素材の質感や明暗の選び方ひとつで印象が180度変わる点は、プロのスタイリストも重要視する視点です。