高校進学はゴールではなく、その先にある大学・短大・専門学校への通過点です。百合丘高校の進学実績を俯瞰すると、卒業生の進路選択には明確なトレンドが存在します。
大学進学率は約7割から8割を推移しており、主な進学先は日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学のいわゆる「日東駒専」や、神奈川大学、玉川大学、東海大学、東京工芸大学といった首都圏の中堅私立大学がボリュームゾーンを形成しています。GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)や成成明学獨國武といった上位私立大への合格者も毎年一定数輩出していますが、これらは学年トップ層(上位5〜10%以内)が一般選抜や公募制推薦を勝ち取った成果です。
そこで見逃せないのが、百合丘高校 指定校推薦枠の存在です。百合丘高校は長い歴史を持つ公立校であるため、私立大学からの指定校推薦枠を豊富に保持しています。指定校推薦を活用できれば、年内に進路を確定させ、受験費用や精神的負担を大幅に軽減することが可能です。
ただし、指定校推薦の学内選考を勝ち抜くためには、1年次の1学期から3年次の1学期までの「全教科の評定平均値」が厳しく問われます。高校受験が終わって燃え尽きてしまい、テスト前しか勉強しない生活を送っていると、評定は容易に3点台前半へ落ち込みます。上位校の推薦枠を射止めているのは、派手な受験勉強ではなく、提出物を欠かさず定期テストで手堅く80点以上を積み上げてきた生徒たちです。