ももいろクローバーZが全国区のブレイクを果たし、TV出演やライブツアーで多忙を極めていた時期、彼女がしばらく実家から東京へ新幹線で通い続けていたエピソードは有名だ。早朝の始発に乗り込み、深夜に帰宅するハードな日々。普通であれば音を上げてしまいそうな状況を支えたのは、家族の献身的なサポートだった。
最寄り駅への送り迎えや、疲れて帰ってきた娘を温かく迎えるお風呂や夕食の準備。どれほど時代の寵児となっても「普通の女の子」に戻れる居場所が地元にあり続けたからこそ、過度なプレッシャーに押しつぶされることなく、自分らしさを見失わずにいられたのだ。