事態の余波は競技場内にとどまらない。成長著しいプロスポーツ産業の一翼として注目を集めるバレーボール界には、巨額の民間マネーが流入している。全試合のライブ配信を手掛けるDAZNや、新たなファン層を開拓するABEMAといったプラットフォームにとって、コンプライアンス違反はプラットフォーム自体の信頼を傷つける重大リスクに直結する。
「クリーンな競技イメージ」に多額の出資を行ってきたオフィシャルスポンサー各社も、事態の推移を極めてシビアに注視している。契約解除条項の発動や広告掲出の自粛が現実味を帯びる中、もし対応を誤れば、リーグ全体の事業基盤を揺るがす数億円規模の経済的打撃へと発展しかねない。