「バリバリ」の言い換え決定版!ビジネスで失礼にならない敬語と類語

「バリバリ」の言い換え決定版!ビジネスで失礼にならない敬語と類語

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「〇〇さんはバリバリ働いていらっしゃいますね」「御社でバリバリ働きたいです」といった言葉が、なぜ公式な場や目上の人に対して不適切とされるのか。そこには日本語の語源的背景と、現代のビジネス倫理の双方が関係しています。

第一の理由は、擬音語・擬態語(オノマトペ)特有の口語性です。「バリバリ」は元来、物が勢いよく割れる音や激しい動作を表す俗語的な表現であり、どれほど敬語の助動詞を補ってもフォーマルな公文書やビジネスメールには馴染みません。とりわけ目上の相手に対して使うと、相手の働きぶりを同僚感覚で品評するような無遠慮な響きを与えてしまいます。

第二の理由は、昭和期から平成初期にかけて定着した「猛烈に働く類語」としてのニュアンスです。かつての企業戦士を思わせる「身を粉にしてがむしゃらに働く」というイメージは、業務効率化やウェルビーイングが重視される今日の職場環境において、必ずしもポジティブな働き方とは捉えられなくなっています。単なる労働量の多さではなく、専門性の発揮や質の高い成果を伝える洗練された語彙へのシフトが求められます。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。