毎朝——正確にはまだ深夜と呼ぶべき午前1時。片岡鶴太郎の1日はここから始まる。洗顔や内臓の浄化作業に始まり、関節を一つひとつほぐし、深遠なポーズへと没入していく。このルーティンに費やされる時間は実に4時間。そこに妥協の二文字はない。
世間を驚愕させたのが、1日1食という独自の食事法だ。古代インドの伝統医学アーユルヴェーダの理にかなった献立を、2時間近くかけて丁寧に、慈しむように噛み締める。自律神経を極限まで整えた結果、体重は30kg台前半、体脂肪率は一桁をキープ。2026年の現在もそのストイックな姿勢は変わらず、むしろ年齢の概念を覆すしなやかさと強靭さを増している。