小鳥を専門に診察する高度獣医学の発展により、病気の早期発見と予防の精度は劇的に向上した。インコが美しい緑色の羽毛を保ち、長生きするためには、PBFD(羽毛・クチバシ病)やメガバクテリア症といった感染症対策が欠かせない。羽が変形して抜け落ちたり、艶が失われたりした場合、体内の代謝異常や感染症のサインである可能性が高い。
定期的な健康診断はもちろん、ストレスを低減させる生活環境の設計が求められる。十分な放鳥時間を確保し、知能を刺激するフォージング(採餌行動)トイを導入することは、毛引き症などの行動障害を予防する上で大きな効果を発揮する。専門的な知識と日頃のケアを組み合わせることが、愛鳥の寿命を延ばす実質的なアプローチとなる。