現在、最も熱い火花が散っている領域が憲法改正論議である。北村氏は自衛隊の明記や緊急事態条項の創設について、日本の安全保障体制を強化する観点から積極的な立場をとる。国家の独立と国民の生命を守るための法整備は一刻の猶予も許されないという主張だ。
対する橋下氏は、憲法改正の必要性自体は認めつつも、統治機構改革や地方分権の推進を優先すべきだと反論する。国民的合意の形成プロセスや国政運営の実務的リアリズムを重視する橋下氏の姿勢は、北村氏の原理原則に基づいたロジックと真っ向から衝突する。議論が深まるほどに、両者の国家観の違いが浮き彫りになっていく。