「被告」と「被告人」の決定的な違い!ニュースの呼び分け理由と法律知識

「被告」と「被告人」の決定的な違い!ニュースの呼び分け理由と法律知識

「被告」と「被告人」の決定的な違い!ニュースの呼び分け理由と法律知識に関する最新のニュースを分かりやすく解説します。最新情報を求める方は必見です。

Q1:刑事裁判で対象者を「被告」と呼ぶのは法的に間違いですか?
A1:法的な観点からは間違いです。刑事訴訟法上の正式名称は「被告人」であり、法廷の公式文書や調書で「被告」と記載されることはありません。ただし、マスコミ報道の慣習として「〇〇被告」と呼ぶことが一般化しているため、実務上の通称として広く流通しています。

Q2:「原告」と「被告」はどちらが訴えた側ですか?
A2:裁判所に訴えを起こした側が「原告」で、訴えを起こされた側が「被告」です。不法行為による被害の弁償や金銭の返還を求める側が原告となり、その請求に対して反論や答弁を行う相手方が被告となります。

Q3:会社や法人も「被告人」になることがありますか?
A3:はい、法人も被告人になり得ます。労働安全衛生法違反や独占禁止法違反、脱税事件など、法律に「両罰規定(行為者だけでなく法人にも罰金刑を科す規定)」が存在する犯罪では、会社組織そのものが起訴されて刑事裁判の被告人となります。

Q4:容疑者(被疑者)から被告人になると何が変わりますか?
A4:最大の法的な変化は、勾留の管轄が捜査機関の手から裁判所へと移り、「保釈請求」が可能になる点です。起訴前の被疑者段階では保釈制度を利用できませんが、起訴されて被告人の身分になると、裁判所へ保釈金を納めて身柄を一時的に解放してもらう手続きを行えるようになります。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。