店舗のドアをくぐると、店内の一角にあるフリースペースから賑やかな笑い声が聞こえてくる。ここでは定期的に健康相談会やスマホ教室、さらには地元の高齢者と子どもたちがふれあう各種ワークショップが開催されている。
ネット通販や自動化が進む現代だからこそ、リアルな場所で人が行き交う価値が再認識されているのだ。買い物ついでに立ち寄り、お茶を飲みながら世間話に花を咲かせる。コミュニティの希薄化が叫ばれる時代において、誰もが気軽に集える「居場所」の提供は極めて大きな意味を持つ。
「ここに来れば誰かに会える」。そんな安心感が町民の孤独を防ぎ、地域全体の福祉コストの削減にも寄与しているという分析結果も出ている。