近年、世界中のコーヒーチェーンが直面しているのが、気候変動や後継者不足による原材料調達の危機だ。日本の酪農現場もまた、飼料価格の高騰や高齢化によって厳しい状況に置かれてきた。
そうしたなかで同ブランドが推進するのが、一次産業への利益還元を主軸に置いたサステナブルなビジネスモデルだ。酪農家から適正なプレミアム価格で買い取るだけでなく、売上の一部を地域の酪農インフラ維持や新規就農者の育成基金へ寄付する取り組みを本格化させている。
「一杯のラテを飲むことが、北海道の豊かな自然環境と酪農の明日を守ることにつながる」。こうした透明性の高いストーリーは、SDGsやエシカル消費に対する意識が高いミレニアル世代・Z世代の心を強く捉えて離さない。