記憶に新しい平成30年北海道胆振東部地震では、大規模な斜面崩壊と日本初となる道内全域のブラックアウト(全域停電)が発生し、都市機能が完全に麻痺した。今回の揺れにおいても、同様のインフラ寸断リスクを直ちに想定しなければならない。
積雪期や降雨後の地盤は極めて緩みやすく、震度5強以上の揺れを受けた斜面は数時間から数日遅れて崩落することがある。また、火力発電所や送変電設備の被災に伴う電力需給の急変は、一瞬にして広域停電を引き起こす。通電火災を防ぐための感震ブレーカーの作動確認や、ブレーカーを落としてからの避難が強く求められる。