生産現場から食卓までのプロセスを科学する「フードサイエンス」分野の進化も見逃せない。乳製品や肉加工品の製造技術を磨くだけでなく、近年は未利用資源のアップサイクルや代替タンパク質の開発など、次世代の食糧供給を見据えたビジネスモデルの創出に力を注ぐ。
学生たちが中心となって開発した発酵乳製品や機能性食品は、地元企業との連携によって次々と商品化され、大手ECサイトや道内の直営店舗で完売が相次ぐ人気ぶりだ。「安全で高品質な食品を作る」という枠組みを超え、「食を通じて人々の健康寿命をいかに延ばすか」という本質的な問いに立ち向かう学生たちの眼差しは真剣そのものだ。