倍賞美津子と猪木の真実|1億円挙式と離婚劇、娘の現在を徹底追跡

倍賞美津子と猪木の真実|1億円挙式と離婚劇、娘の現在を徹底追跡

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おしどり夫婦として知られた二人の関係に亀裂が入った背景には、猪木さんが推し進めた壮大な実業プロジェクトと、それに伴う天文学的な借金問題がありました。

1980年代初頭、猪木さんはブラジルを拠点にしたサトウキビの搾りかす(バガス)を家畜飼料やバイオ燃料へと転換する新事業会社「アントン・ハイセル」を設立。しかし、現地インフラの未整備や技術的トラブル、相場の急変が重なり、事業は暗礁に乗り上げます。結果として新日本プロレスの興行収益すら注ぎ込まれ、負債額は数十億円規模にまで膨らみ、自宅や個人資産にも差し押さえの危機が迫りました。

家庭には連日のように債権者や取り立てが影を落とし、倍賞さんは女優業で得た多額のギャランティを返済補填に充てる極限状態へと追い込まれます。夫を信じ支え続けようとする一方で、家庭を顧みず夢を追い続ける猪木さんとの心理的距離は次第に修復不可能な溝となっていきました。

そうした疲弊の極致にあった1985年、映画共演をきっかけに親交を深めていた俳優・萩原健一さんとの密会・不倫関係が写真週刊誌等でスクープされます。この報道が決定打となり、夫婦関係の修復は断念され、1987年(昭和62年)に16年間の結婚生活に正式な終止符が打たれました。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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