Q1:2009年のフリーキック論争のとき、2人は具体的に何を話していたのですか?
A1:オランダ戦のFK直前、本田圭佑選手が中村俊輔選手に歩み寄り「俊さん、俺に蹴らせてください」と直談判しました。それに対して中村選手は「ここは俺が蹴る」と返答し、ボールを譲りませんでした。言い争うような罵倒はなく、短い言葉の中で互いの意思をぶつけ合う張り詰めたやり取りでした。本田選手は後年の対談で「どうしても自分が決めてアピールしたかった」と振り返っています。
Q2:南アフリカW杯で中村俊輔選手がスタメンから外れた本当の理由は何ですか?
A2:主な要因は二つあります。一つは直前のテストマッチ連敗を受けた岡田武史監督による「守備的カウンター戦術」への大幅な方針転換です。もう一つは、中村選手が長年の欧州過密日程と代表戦の疲労から左足首などに慢性的な故障を抱えており、コンディションが万全でなかったことです。岡田監督は守備の運動量と最前線でのキープ力を重視し、本田圭佑選手の1トップ起用を決断しました。
Q3:現在の本田圭佑さんと中村俊輔さんの関係は良好なのですか?
A3:極めて良好で、深い相互リスペクトで結ばれています。中村選手の現役引退時には本田選手が心温まる敬意のメッセージを寄せ、その後の特番やメディア対談でも笑顔で当時の裏話を語り合っています。2026年以降のインタビューでも、本田選手は中村選手のキック技術を「一生の憧れ」と称賛し、中村選手も本田選手の精神的強さを認めるなど、日本サッカー界を代表するレジェンド同士の絆を築いています。