ミヤBMの添付文書には、服用時間に関する明確な指定はない。これは酪酸菌が胃酸に強い芽胞を形成しているため、食事の有無にかかわらず生菌が腸へ届きやすいという製剤特性による。しかし実務的な観点からは、いくつか押さえておきたいコツがある。
1つ目は、水またはぬるま湯でゆっくり服用すること。熱湯では菌が死滅する可能性があり、炭酸飲料や牛乳で流し込むと胃内滞留時間が変わることがあるため、シンプルに水が望ましい。2つ目は、抗生物質との服用間隔。抗生物質は腸内細菌も殺菌してしまうため、医師から併用指示がない限り、2〜3時間以上あけるのが無難とされている。3つ目は、便秘改善を目的とする場合は最低でも2週間は継続して便性の変化を観察する姿勢だ。即効性を求めて1日2回から3回に増やしても、効果が倍になるわけではない。
医薬品としての用量・用法はあくまで「成人は1回1〜2錠を1日3回」など、パッケージの記載に従うことが絶対条件となる。特に下痢が続く場合や、逆に便が全く出ない日が1週間以上続く場合は、漫然と飲み続けず消化器内科やかかりつけ医に相談してほしい。