オイルだけでは落ちきらない、しつこく固着してしまったペイント汚れには、重曹(炭酸水素ナトリウム)を組み合わせる手法が極めて有効です。これは長年受け継がれてきた実用的なDIY・生活の知恵のひとつで、研磨作用と乳化作用を同時に利用します。
使い方は至ってシンプルです。手のひらに大さじ1杯ほどの重曹を取り、そこに少量のオリーブオイルまたは水性固形石鹸を加えてペースト状にします。これをペンキが付着した部分に塗り、指の腹を使って円を描くように優しく優しく撫で回してください。重曹の細かな粒子がマイルドなスクラブとして機能し、肌を傷つけずに塗膜を物理的に浮き上がらせます。爪の隙間に入り込んだしぶとい塗料にも絶大な威力を発揮します。