柄本家を語る上で欠かせないのが、2012年に柄本佑と結婚した女優・安藤サクラとの関係性です。柄本かのこから見ると、安藤サクラは「弟の妻(義妹)」にあたります。
安藤サクラの実家も、父が俳優・映画監督の奥田瑛二、母がエッセイストの安藤和津、姉が映画監督の安藤桃子という超一流の表現者一家です。日本屈指のカルチャー一族が親戚となったわけですが、家族が集まる場でのかのこ氏の振る舞いについて、弟の佑や時生はテレビのトーク番組で時折、飾らない家族の素顔を明かしています。
佑や時生が語る姉・かのこ像は、「威張ることもなく、かといって芸能人として特別扱いすることもない、頼れる長女」。安藤サクラとも同じクリエイティブな世界に生きる女性同士として、互いの多忙さを理解し、付かず離れずの心地よい関係を築いていることが伝えられています。虚飾のない下町的な気風を持つ柄本家において、長女のかのこは家族全員が自然体でいられる「防波堤」のような役割を果たしているといえます。