氷川きよし「お姉」の噂とオネエ化の真相|Kiinaが掴んだ現在

氷川きよし「お姉」の噂とオネエ化の真相|Kiinaが掴んだ現在

氷川きよし「お姉」の噂とオネエ化の真相|Kiinaが掴んだ現在を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

2000年に『箱根八里の半次郎』で鮮烈なデビューを飾って以来、氷川きよしは「演歌界の貴公子」として国民的人気を博しました。股旅姿に黒髪短髪、爽やかな笑顔というスタイルは、中高年女性を中心に熱狂的な支持を集めましたが、その裏で本人の心には深い乖離と苦悩が生じていました。

当時の芸能界において、演歌歌手には極めて保守的な「男児たるもの」「日本の伝統的な男らしさ」が求められました。しかし、幼い頃から人形遊びや可愛いものが好きだった彼にとって、世間が求める完璧な男性像を演じ続けることは、自己のアイデンティティをすり減らす作業に他なりませんでした。過去の手記や特番インタビューでも、「きよしという鎧を着て、世間の期待に応え続けるうちに、自分が誰なのか分からなくなってしまった」という苦渋の告白がなされています。

転機が訪れたのは40代を迎えた2010年代後半です。2019年にテレビアニメ『ドラゴンボール超』のオープニング曲『限界突破×サバイバー』をロック調の圧倒的な歌唱力と、ボディラインを強調した漆黒のエナメル衣装、濃艶なアイメイクで披露。その姿は「オネエ化」という安易なゴシップの枠を完全に超え、「ジェンダーレスな真の表現者」としての覚醒を世に見せつけました。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。