くっきー!さんの顔真似が「気味が悪いのに激似」と評される最大の理由は、顔面の凹凸をリセットして陰影を描き直すキャンバス理論にあります。人間の顔は立体物ですが、ベースを真っ白に塗りつぶすことで元々の彫りや肌のトーンを一度フラットな平面へと戻します。
その純白のキャンバスの上に、対象となる人物の「目袋のたるみ」「ほうれい線の角度」「眉間のシワ」を強烈な黒のラインで強調。描かれた線の太さや位置は誇張されているものの、パーツ同士の間隔や比率は極めて正確な黄金比をトレースしています。
くっきー!さんは元々、独特の色彩感覚とデッサン力を持つアーティストとしても知られています。顔の筋肉の動きや加齢による皮膚のたるみを観察する眼筋の鋭さがあるからこそ、劇画のような荒々しい筆致でありながら、一目で誰か分かる驚異のシンクロ率を生み出しています。