小陰唇(いわゆるビラビラ)のサイズに関して、形成外科や産婦人科の臨床研究で示されている一般的な平均幅は1.0〜2.0cm程度(脚を閉じた状態で大陰唇からわずかにのぞく、または隠れる程度)です。長さに関しては個人差が大きいものの、およそ4.0〜5.0cm前後が標準的とされています。
日本国内の婦人科形成における臨床的な小陰唇肥大の判断基準としては、大陰唇の縁から外側へ3.0〜4.0cm以上大きくはみ出している状態、あるいは立ち上がったり脚を閉じたりした状態でも大きく垂れ下がるケースが該当します。ただし、これはあくまで目安であり、医学的な異常や病気を意味するものではありません。
見た目の基準以上に重視されるのが「自覚症状の有無」です。サイズが2.5cm程度であっても、皮膚が薄く摩擦を受けやすい人は強い痛みを感じることがあります。逆に3.0cm以上あっても日常生活で一切の支障を感じていない人も少なくありません。数値そのものに過剰に囚われる必要はなく、ご自身の生活の質(QOL)にどのような影響が出ているかが診断の軸となります。