芸能界に身を置く2人に挟まれ、一般人としてメディアの表舞台には滅多に立たない次男・森内智寛氏。しかし、テレビ業界内ではその仕事ぶりと人柄が高く評価されています。
慶應義塾大学を卒業後、2012年にテレビ東京へ入社した智寛氏は、バラエティ番組や情報番組の制作現場に配属。テレビ東京の人気番組『家、ついて行ってイイですか?』や特番などで時折その名前が取り沙汰されることもありましたが、親や兄弟の威光に頼ることなく、現場叩き上げのディレクター・プロデューサーとして実直にキャリアを積み重ねてきました。
智寛氏を語る上で欠かせないのが、2015年に執り行われた自身の結婚式でのエピソードです。式には多忙を極める兄・Takaはもちろん、三男のHiro、そして父・森進一も出席しました。披露宴の席でTakaは、弟への祝福とこれまでの感謝を込め、アコースティックギター一本で名曲「Nobody's Home」を熱唱。この楽曲は、かつて家出同然で家庭を飛び出し、両親を深く傷つけたTakaが家族への謝罪と感謝を綴った魂のナンバーです。
出席者の証言によると、Takaの歌声に会場は涙に包まれ、普段は寡黙な智寛氏も大粒の涙を流していたといいます。破天荒な表現者である兄と弟の間で、常に冷静なバランサーとして家族の結びつきを保ち続けてきた次男の存在こそが、森内家がバラバラに瓦解しなかった陰の立役者と言えます。