SNSやリアルタイム検索を追跡すると、博多の急な雨ネットの反応には、ある共通した傾向が浮かび上がってきます。
「さっきまで晴れてたのに、中洲に出たら土砂降りで傘がない」「博多駅のコンビニからビニール傘が消えた」「地下街から地上に上がった瞬間、ゲリラ豪雨で立ち往生」といった投稿が、雨雲の急激な発達とともに一斉にタイムラインを埋め尽くします。ネット上の口コミ検証でも、多くの人が予報の「晴れマーク」や「降水確率20%」という午前の数字だけを見て傘を持たずに外出し、夕方の天候急変の餌食になっている実態が浮き彫りになっています。
筆者が実際に博多駅前で街頭取材を行った際も、夕方に突発的な雨が降り出すと、筑紫口や博多口のタクシー乗り場には瞬く間に100人を超える長蛇の列ができ、地下鉄の入り口付近には雨宿りをする人々が滞留して歩道が麻痺する光景が幾度となく観察されました。博多の雨は、降り始めから本降りになるまでの展開が極めて早く、空が暗くなり始めてから雨具を調達しようとしても手遅れになるケースが多いのが現場のリアルです。