ナルトが封印された直後、物語は決定的な破滅へと舵を切ります。原作第79話、カワキの強い願望に共鳴したエイダの神術「全能(ぜんのう)」が発動。世界中の人々の記憶が不可逆的に書き換えられました。
この術によって「木ノ葉隠れの里で生まれ育った火影の息子」という立場がカワキのものとなり、「里の外からやってきた余所者」という立場がボルトへとすり替わってしまいます。
さらにカワキは、ナルト夫妻が消失した事実を利用し、「ボルトが七代目火影・ナルトを殺害した」という偽りの情報を里中に流布。全能にかかった木ノ葉の忍や五影たちはその偽りの記憶を真実と思い込み、ボルトは一夜にして「火影殺しの反逆者」として世界中から追われる立場へと転落しました。これが、世間一般に「ナルト死亡」が既成事実化してしまったカラクリです。