竜王戦や名人戦をはじめとする最高峰の盤上で、藤井聡太竜王・名人がこれまでに指名してきた銘菓の数々は、将棋ファンの間で「伝説のリスト」として語り継がれている。伝統的な羊羹や饅頭から、地元産の新鮮な果物をふんだんにあしらった現代風タルト、さらには愛らしい動物モチーフの洋菓子まで、そのバリエーションは驚くほど多彩だ。
対局会場となる全国各地のホテルや旅館では、事前のメニュー選定会議が厳密に行われる。地元の和菓子店や洋菓子店から寄せられた数十種類におよぶ候補の中から、対局者が集中力を保てるクオリティの品だけが厳選される。2026年の最新トレンドとして注目されているのは、単に甘いだけでなく、地元の伝統発酵食品やオーガニック素材を取り入れた「機能性クラフトスイーツ」だ。脳の急激な血糖値スパイクを防ぎつつ、豊かな風味でリフレッシュをもたらす一品が好まれる傾向が強まっている。
これまでに選ばれて注文殺到となった銘菓を一挙整理すると、以下の通りだ。
- 名古屋「ぴよりん」:愛らしいひよこ型のケーキ。持ち帰りの難易度の高さも含めて爆発的ブームを巻き起こした言わずと知れた金字塔。
- 「はっさく大福」・「栗きんとん」などの旬の和菓子:果汁溢れる柑橘類や栗の風味を活かし、対局の合間に素早く糖分を補給できる逸品。
- 地元限定クラフトプリン・濃厚チーズケーキ:開催地の乳製品を使用した濃厚な洋菓子。脳の疲労がピークに達する午後のおやつとして選ばれることが多い。
- 2026年トレンド「低GI発酵和菓子・抹茶クラフトテリーヌ」:地元の老舗蔵元が仕込んだ甘酒や高カカオを組みそろえ、長時間の集中力を維持する最新トレンド。
これらの品々は選ばれた瞬間に全国からオンライン注文が殺到し、数か月待ちの入手困難品となる現象が日常茶飯事となっている。