労働基準法第68条で定められている「生理日の就業制限」。しかし、この法律が形骸化していることは長年指摘されてきた。2026年、政府はついに重い腰を上げ、企業に対する「取得実績の開示義務化」に向けた法改正の議論を本格化させている。形だけの制度から、実効性のある仕組みへの移行が迫られているのだ。
現状、生理休暇を取得したことがあると答えた女性は全体の1割未満にとどまる。この数字が意味するのは、制度が存在しないことではない。「休めない空気」が職場を支配していることだ。法的な義務付けだけでなく、現場の意識をどう変えるかが問われている。