長い助走期間を経て、不破聖衣来の視線は再び世界の舞台へと向けられています。今後の最大のターゲットは、世界陸上、そしてロサンゼルスオリンピックの日本代表入りです。
女子10000mや5000mの世界基準は年々上がっていますが、不破聖衣来が大学1年時に叩き出したポテンシャルは、世界のトップランナーと真っ向勝負できる領域にあります。課題であったフィジカルの耐久性とスタミナの土台が完成しつつある今、無理のないステップアップで記録を狙う段階に入っています。
実業団駅伝(クイーンズ駅伝)でのチームへの貢献はもちろんのこと、トラックシーズンでの日本選手権制覇、そして参加標準記録の突破に向けたロードマップは極めて明確です。挫折を経験し、心身ともに一段と逞しくなった不破聖衣来が、再び日の丸を背負ってスタジアムを駆け抜ける瞬間への期待が高まります。