母と息子の間には、年月を経てから明かされた感動的な未公開エピソードがある。離れて暮らしていた幼少期、息子たちはテレビ画面を通じて母の姿を追い続けていたという。母が自分たちを愛し続けてくれていること、そして歌手として一生懸命に生きる姿を、子供ながらに誇らしく感じていたのだ。
再会を果たした際、息子たちから母へと贈られたのは責め苦の言葉ではなく、「生んでくれてありがとう」「今まで頑張って歌い続けてくれてありがとう」という感謝の想いだった。その一言が、長年抱え続けてきた母の胸の痛みを溶かし、固い絆を結び直すきっかけとなった。