ブラジル産鶏肉は本当に危険?「薬漬け」の真相となぜ安いかを徹底解説

ブラジル産鶏肉は本当に危険?「薬漬け」の真相となぜ安いかを徹底解説

ブラジル産鶏肉は本当に危険?「薬漬け」の真相となぜ安いかを徹底解説についての疑問解決ガイドをお届けします。

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ネットの掲示板やSNSで「ブラジル産鶏肉 危険性」と検索すると、「成長ホルモン剤で急速に太らせている」「抗生物質まみれで発がん性リスクがある」といったショッキングな書き込みが散見されます。しかし、これらの噂の大半は事実誤認や古い情報の拡大解釈に基づいています。

まず成長ホルモン剤についてですが、ブラジル農牧省の法律により、鶏への肥育ホルモン剤の投与は完全に禁止されています。違反した事業者には重い刑事罰が科されるため、組織的なホルモン剤投与が行われているという事実は存在しません。短期間で鶏が大きく育つのは、半世紀以上にわたる品種改良と徹底的な栄養管理、温度・湿度を自動制御したハイテク鶏舎の賜物です。

また、病気予防や治療のために使われる抗生物質に関しても、国際基準に準じた厳格な「休薬期間(出荷前に薬の投与を断ち、体内から薬を完全に排出させる期間)」が義務付けられています。生体内に基準値を超える薬品が残留している鶏肉は、現地からの輸出許可自体が下りません。「日常的に食べることで人体に悪影響が出る」といった主張には科学的な裏付けがないのが実情です。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。