生理予定日を過ぎても出血がなく下腹部にチクチクとした痛みや張りを感じる場合、妊娠初期症状の可能性を考慮する必要がある。受精卵が子宮内膜に着床する際、少量の出血や軽微な痛みを伴う「着床痛」を感じる女性も一定数存在する。さらに、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌増加により腸の蠕動運動が抑制され、便秘やガス溜まりによる腹痛が引き起こされることも珍しくない。
ただし、市販の妊娠検査薬は通常、生理予定日の約1週間後(妊娠5週目頃)から正確な判定が可能となる。時期が早すぎるとフライング検査となり陰性が出ることもあるため注意が必要だ。体温の変化(高温期が長期間続く)や乳房の張り、強い倦怠感などを伴う場合は、検査薬の適正なタイミングでの使用とともに、無理をせず安静を保つことが先決だ。