LOOK解散後、4人のメンバーはそれぞれの音楽的才能を活かし、異なるフィールドで目覚ましい活動を展開しました。
バンドのムードメーカーであり、豪快かつ繊細なサックスプレイでファンを魅了したチープ広石は、解散後も数々のトップアーティストのサポートやスタジオワークで第一線として活躍しました。しかし、2014年3月に53歳という若さで病のため逝去。音楽界および多くのファンに深い悲しみをもたらしました。チープ広石が遺した情熱的なサックスフレーズは、今もLOOKの楽曲の中で鮮烈な輝きを放ち続けています。
一方、稀代のメロディメーカーである千沢仁は、ソロアーティストとしての活動に加え、他アーティストへの楽曲提供やプロデュース業でその手腕を発揮。ピアノを中心とした繊細な楽曲構成力は、業界内でも高く評価され続けています。
また、アレンジャー・キーボーディストの山本はるきちは、舞台音楽やアニメーションの劇伴制作、CM音楽のプロデュースなど、劇伴・商業音楽の世界で確固たる地位を築きました。LOOKという母体から巣立った4人は、それぞれの道で日本の音楽カルチャーを力強く支え続けたのです。