草履と下駄の違いとは?着物・浴衣のマナーと選び方解説

草履と下駄の違いとは?着物・浴衣のマナーと選び方解説

草履と下駄の違いとは?着物・浴衣のマナーと選び方解説の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

草履と下駄を区別する最大の要素は、「台の素材」と「底面の構造」にあります。両者の構造的な差異を理解しておくと、店頭や通販で選ぶ際にも迷うことがなくなります。

まず草履は、芯材にコルクや硬質ゴムを用い、表面(天)や側面(巻き)に牛革、合皮、織物(帯地や錦織)、畳表などを張り付けて仕上げています。底面には革や耐摩耗性のゴムが平らに貼られており、歩行時の消音性とクッション性に優れているのが特徴です。

一方、下駄は台が天然木(主に桐、杉、檜など)の削り出しで作られています。底面には「歯」と呼ばれる突起がある二枚歯や、スロープ状になった千両(のめり)、底が平らな右近(うこん)などがあり、木ならではの軽快な足音(カラコロという音)が響く構造になっています。

比較項目草履(ぞうり)下駄(げた)雪駄(せった)主な素材本革、合皮、錦織、エナメル、コルク木材(桐、杉など)竹皮・牛革底(かかとに尻金)底面の形状フラット(革底またはラバー貼り)歯あり(二枚歯・千両)または右近型薄型フラット(防水・鋲付き革底)格式・TPOフォーマル(礼装)〜街着・普段履きカジュアル(普段着・浴衣・散策)男性の礼装〜普段履き(女性用もあり)足袋の着用原則として足袋を履く(夏物は素足可も有)原則として素足(着物時は足袋着用可)礼装時は白足袋、普段着は素足も可
渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。