産後1ヶ月で生理再開は早すぎる?悪露との違いや危険サインを徹底解説

産後1ヶ月で生理再開は早すぎる?悪露との違いや危険サインを徹底解説

産後1ヶ月で生理再開は早すぎる?悪露との違いや危険サインを徹底解説についての真相をお届けします。

産後1ヶ月を迎え、出血の中に「レバーのような赤黒い血の塊」が混ざっていたり、一度治まったはずの出血が真っ赤な鮮血へと逆戻りした場合は、生理と片付けるのは極めて危険です。真っ先に疑うべきは「子宮復古不全(しきゅうふっこふぜん)」です。

子宮復古不全とは、分娩後に元の鶏卵大サイズ(約50〜60g)へと急速に縮小すべき子宮が、何らかの原因で収縮不良を起こし、胎盤が剥がれた創部からの止血が遅れている病態を指します。胎盤や卵膜の一部が子宮内に残存している「胎盤遺残(たいばんいざん)」や、子宮内に細菌が入り込んで炎症を起こす「子宮内膜炎」が引き金となります。

自覚症状から危険度を判定するチェックリストを活用し、母体の危険レベルを把握してください。

チェック項目(子宮復古不全の疑い)状態の目安危険度判定血の塊の大きさ500円玉大以上の塊が複数回排出される【高】即日連絡・受診出血の量とスピード夜用ナプキンが1時間持たずに溢れ出る【緊急】救急受診を考慮腹痛と熱感ギューッと絞られるような強い下腹部痛や37.5度以上の発熱【高】感染症の疑い・要受診腹部の感触おへその下を触ると柔らかく、握りこぶし大の硬い塊を感じない【中】子宮収縮不良の兆候悪露のにおい鼻を突くような腐敗臭、強い雑菌臭がする【高】子宮内感染の危険

特に産後1ヶ月 出血 鮮血 塊という組み合わせは、子宮内に溜まった血液が排出されずに凝固し、それが一気に押し出された証拠です。「もう産後1ヶ月だから大丈夫」という過信は捨て、上記の危険項目に1つでも該当する場合は、迷わず出産した産科施設へ電話で指示を仰いでください。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。