産業技術短期大学の教育組織は、時代の要請に合わせて再編されたものづくり工学科が中核を担っています。機械工学、電気電子工学、制御情報工学といったハード・ソフトを横断的に学べる環境が整っており、情報系に特化したコースも設置されています。
受験生が最も気にする産業技術短期大学の偏差値は、河合塾などの主要模試において「35.0〜37.5」あるいは「BF(ボーダーフリー)〜38」程度と判定されることが一般的です。この数値だけを見ると、産業技術短期大学の入試難易度は標準的な学力があれば十分に合格可能な水準に位置しています。筆記試験よりも高校時代の評定平均や面接、ものづくりへの熱意を重視する総合型選抜や学校推薦型選抜の枠が広いこともハードルを下げている要因です。
しかし、学費の面では一般的な私立4年制大学の理工系学部と比較して圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。以下の客観データ比較表をご覧ください。
産業技術短期大学の学費は初年度約135万円、2年間合計で約250万円台前半に設定されており、返還不要の独自奨学金や鉄鋼連盟加盟企業による育英制度も充実しています。仮に短大から国立大学へ編入した場合、4年間の総学費は約400万円台前半に抑えられ、私立理工系4年制大学に4年間通うよりも約200万円以上節約できる計算になります。