台風の渦中、SNSには現場の深刻な被害状況を伝える画像や動画が相次いで投稿される。浸水の深さや土砂崩れの発生など、公的機関の発表よりも早い「現場の生の声」は貴重な情報源だ。しかし同時に、AI生成画像を用いた偽動画や過去の台風被害を使い回したフェイクニュースが拡散するリスクも高まっている。
信頼できる投稿の見極めはきわめてシンプルだ。位置情報が明記されているか、投稿者の過去のアクティビティに不自然な点がないか、そして何より地方自治体や警察・消防の公式発表と矛盾していないかを確認する。確証のないショッキングな投稿を安易にリポストせず、公式情報とのクロスチェックを徹底しなければならない。