朝の顎痛は歯ぎしり?マウスピース効果と費用相場・失敗しない選び方

朝の顎痛は歯ぎしり?マウスピース効果と費用相場・失敗しない選び方

朝の顎痛は歯ぎしり?マウスピース効果と費用相場・失敗しない選び方の疑問点について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

歯医者マウスピース作り方は、極めてシンプルかつシステマチックに確立されています。基本的にはわずか2回の通院で完成し、大掛かりな処置を伴いません。

第1回の受診では、問診と口腔内診査が行われます。歯のすり減り具合(咬耗度)、歯茎の骨が過剰に発達する「骨隆起(こつりゅうき)」の有無、頬の内側や舌の側面に歯の跡が付く圧痕などをチェックし、ブラキシズムの確定診断が下されます。虫歯や重度の歯周病がないことを確認した上で、アルジネート印象材や寒天を用いて上顎(症例によっては下顎)の精密な歯型を採取します。診療時間は約30分程度です。

採取された歯型は歯科技工所へと送られ、専任の歯科技工士が石膏模型上でバキュームフォーミング(加熱圧空成型)やレジン重合を用いて患者専用のマウスピースを精巧に削り出します。完成までに要する期間は通常1週間から10日程度です。

第2回の受診では、出来上がった装置を実際に口腔内へ装着し、「咬合調整(こうごうちょうせい)」を行います。咬合紙と呼ばれる赤や青の薄いカーボンペーパーを噛み込み、上下左右に顎を滑らせながら、特定の1点だけに強い圧力が集中していないかミクロン単位で削って微調整を重ねます。この精密なステップこそが、市販品には絶対に不可能な歯科医院ならではの安全性担保です。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。