単なる一時的な乾燥であれば、水分の補給や加湿で時間の経過とともに軽快する。しかし、次のような症状が伴う場合は、自己判断での放置は禁物だ。耳鼻咽喉科専門医は早急な医療機関への相談を強く促している。
38度以上の発熱が続いている場合や、水分を飲み込むことすら困難なほどの劇痛がある場合、それは扁桃周囲膿瘍や急性会厭炎といった急性疾患のサインかもしれない。特に会厭(気道の蓋)が腫れる急性会厭炎は、最悪の場合窒息につながる極めて危険な病態だ。また、首のリンパ節の腫れ、片側だけの激痛、声がまったく出ないといった状態が数日続く場合も、速やかに受診すべき目安となる。