危険な側面ばかりが強調されがちですが、ラジオ体操の効果とデメリットを公平に評価すると、正しく実践されたラジオ体操は非常に優れた全身運動プログラムです。昭和初期に逓信省簡易保険局が制定して以来、計算し尽くされた約3分間の動きの中に約400種類以上の筋肉を刺激する動作が凝縮されています。
適切な環境とタイミングで行えば、肩こり改善、基礎代謝の向上、骨密度の維持、自律神経の調整など、ラジオ体操が寿命に与える好影響は数々の研究で実証されています。つまり、「ラジオ体操=危険」なのではなく、「早朝起きてすぐ・脱水状態・準備運動なし」という最悪の条件が揃った場合にのみ、命を脅かすリスクへと転化するわけです。