そもそも、なぜレミオロメンのドラマーである神宮司治に対して「いじめ」という極端な言葉が使われるようになったのか。その背景には、バンド全盛期におけるバラエティ番組や音楽番組でのメンバー間の「立ち位置」がある。
レミオロメンは、ボーカルの藤巻亮太、ベースの前田啓介、そしてドラムの神宮司治の3人組だ。メディア露出が増えるにつれ、番組内でのトークの掛け合いにおいて、神宮司が「いじられキャラ」として扱われることが多くなった。ツッコミ役の前田や、どこか天然な雰囲気を持つ藤巻に対し、神宮司が笑顔でそれを受け流すという構図だ。これが一部の視聴者や熱狂的なファンの目に「過剰なイジメに見える」と映ったことが、すべての噂の始まりだったとされている。