日本の一般的なスーパーと中華物産店の最大の違いは、一切の「日本向けアレンジ」が施されていない点にある。陳列棚を埋め尽くすのは、中国本土や台湾、東南アジアで実際に愛用されているナショナルブランドの品々だ。
特に売れ行きを伸ばしているのが、麻辣のシビレとコクが特徴の各種ラー油、本格的な薬膳スープの素、そして解凍して茹でるだけで現地レストランの味覚が再現できる手包み水餃子だ。さらに、鴨の首肉や鴨血(チャーシュエ)といったマニアックな部位の加工品も、家飲みを楽しむ若者の間で空前の「おつまみ」として需要を高めている。