歯科衛生士法に基づき厚生労働省が所轄する歯科衛生士試験は、一般財団法人歯科医療振興財団が試験業務を実施しています。毎年3月上旬の日曜日に全国各地の試験会場で筆記試験が一斉に執り行われ、同月下旬に合格発表を迎えるのが通年のタイムラインです。
試験は午前と午後に分かれ、それぞれマークシート方式で出題されます。出題数は合計220問(220点満点)であり、合格基準(ボーダーライン)は全体の6割に相当する132点以上と定められています。他の一部の医療系国家試験で見られるような「特定科目での足切り(必修落ち)」ルールは原則として設けられていませんが、220問という長丁場を乗り切るための集中力と、基礎医学から臨床系科目まで穴を作らない総合力が求められます。
試験終了直後には、大手予備校や関連教育機関から相次いで歯科衛生士国家試験の解答速報がウェブ上に公開されます。多くの受験生が自己採点を行い、合格発表の前に大枠の当落を把握する光景はおなじみですが、配点の疑義や不適切問題による採点除外の可能性も考慮し、ボーダーライン近辺(130点〜135点前後)のスコアだった受験生は、公式発表まで冷静な心構えを保つ姿勢が欠かせません。