どれほど優れた処方であっても、使い方が間違っていれば効果は半減してしまう。成分のポテンシャルを100パーセント引き出すためには、いくつかの決定的なルールが存在する。
まず第一に、歯ブラシを水で濡らさないこと。乾いたブラシヘッドにペーストを1センチほど乗せ、成分の濃度を薄めずに直接ステインの気になる前歯へ乗せていく。泡立ちに惑わされることなく、ペーストを行き渡らせるイメージで毛先を細かく小刻みに動かすのがコツだ。ゴシゴシと力任せに擦る必要は一切ない。
そして最も重要なのが、ブラッシング後のうがい方法である。口の中に残った有効成分をすべて洗い流してしまっては意味がない。すすぎは「大さじ1杯程度(約15ml)の少量の水で、1回だけ5秒間ゆすぐ」。これだけでいい。口内に微量の有効成分をとどまらせることで、ブラッシング後もステインの再付着を防ぐシールド効果が持続する。