昭和から平成、そして令和へと至るアニメーション業界において、本作の制作を手掛ける日本アニメーションの貢献は極めて大きい。登場人物の感情表現を過剰にデフォルメしすぎず、昭和の木造住宅や茶の間の空気を丁寧に描き出す演出技術が、キャラクターの怒りや戸惑いをより立体的に見せている。
日常系コメディというジャンルの土台を築き上げた同社の細やかな作画とテンポの良い演出は、子供だけでなく大人も引き込む普遍的な面白さを誇る。姉が怒った瞬間の部屋の空気の変化や、家族のリアルなリアクションの描き方は、今なお業界内でも高く評価されている。