不二阿祖山太神宮の象徴とも言えるのが、独特な形状をした「三柱鳥居(みつばしらとりい)」だ。三角形に組み合わされた三本の柱。それは、私たちが普段目にする鳥居とは明らかに一線を画している。ユダヤ教の神秘主義との関連を指摘する声もあれば、宇宙からのエネルギーを受信する装置だという説まである。
真偽は定かではない。しかし、その中心に立ったときに感じる奇妙な圧迫感は本物だ。風が止まり、鳥のさえずりさえも遠のくような感覚。古代の人々が宇宙や自然の法則をどのように捉えていたのか、そのヒントがこの三角形の中に隠されていることは間違いない。