SNSやグルメコミュニティに寄せられた数千件の一次情報を分析すると、てびちに対する評価は「一度ハマると抜け出せない熱狂的な支持」と「食わず嫌い・失敗体験による敬遠」の二極化が顕著です。
肯定派の意見として最も多いのは、翌朝の体感に関する驚きです。
「沖縄旅行の初日、おでん屋で食べたてびちの旨さに衝撃を受けた。翌朝洗顔したときの肌の吸い付くようなハリが普段と全く違って二度驚いた」(30代女性・SNS投稿)
「見た目でずっと避けていたが、那覇のそば屋で一口食べて価値観が崩壊した。脂っこさは一切なく、とろけるような赤身肉と出汁の旨味の塊だった」(40代男性・グルメレビュー)
一方で、強いネガティブ反応を示す層の意見を精査すると、明確な共通点が存在します。
「物産展で買った生肉を自分で煮てみたが、どうしても豚の毛と生臭さが気になって箸が進まなかった」(20代女性・知恵袋)
「安い居酒屋で頼んだら、ブヨブヨした脂身ばかりで胃もたれしてしまった」(50代男性・レビュー)
現場の沖縄料理店店主は、このギャップについて次のように指摘します。
「てびちを単なる『豚の脂身』だと思っている調理場が一番の罪です。徹底的にアクと余分な油を茹で落とす技術がないと、本来のゼラチン質と筋肉の旨味は顔を出しません。正しい工程を踏んだてびちは、決して胃もたれする料理ではないのです」