ネット上の一部コミュニティでは、「若松屋はカシラしか頼めない」「ルールを破ると店員に注意される」といった過度な都市伝説が散見されます。しかし、現場の生の声と利用実態を丹念に検証すると、そうした噂の多くは誤解に基づくものであることが分かります。
誤解1:「カシラ以外の串焼きは頼んではいけないのか?」
答えは明確に「否」です。メニュー短冊にはタン、ハツ、レバーなどのモツ串がしっかり並んでいます。ただし、焼き場は大量のカシラを同時に均一な火加減で焼き続けるオペレーションになっているため、別メニューの串を頼むと焼き上がりまでに15〜20分ほど時間がかかることがあります。店側が拒絶しているのではなく、「カシラを食べながら気長に待つ」のがこの店の正しいリズムなのです。
誤解2:「持ち帰り(テイクアウト)は常連しかできないのか?」
こちらも完全な誤解です。若松屋では店頭での「持ち帰り(テイクアウト)」に古くから対応しています。自宅で晩酌を楽しみたい近隣住民が、アルミホイルに包まれた焼き立てのカシラを受け取っていく姿は川越の日常風景です。テイクアウト時にも名物の「秘伝辛味噌だれ」が容器にたっぷりと添えられるため、自宅にいながら店と寸分違わぬクオリティを再現できます。混雑していて店内に座れない場合、持ち帰りを注文してホテルや自宅で味わうのも賢明な選択肢です。