春本由香は、1992年9月25日生まれ(2026年の誕生日で34歳)を迎え、舞台女優として円熟期への階段を確実に登っています。かつて声優やタレントとしての活動経験も持つ彼女ですが、2016年に名門・劇団新派への入団を果たして以降、活動の軸足を完全に舞台演劇へと据えています。
劇団新派は明治期に端を発する日本の近代劇の流れを汲む劇団であり、情情緒豊かな台詞回しや日本女性の機微を表現する高度な演技技術が求められます。春本由香は入団当初より水谷八重子や波乃久里子といった重鎮の背中を追い、古典の名作から現代的な演出を取り入れた話題作まで幅広く出演を重ねてきました。
近年では『犬神家の一族』『華岡青洲の妻』といった劇団の代表的レパートリーにおいて主要な役どころを務める機会が増加しており、松竹の公式発表資料や劇評各紙においても「台詞の明瞭さと気品ある立ち居振る舞いが際立つ」と高い評価を得ています。2026年現在も定期公演や外部プロデュース公演への出演が続いており、新派の次代を担う中核メンバーとして精力的な活動を展開しています。