二人の結婚相手に共通しているのは、徹底して夫の芸人人生を信じ抜いた精神的なタフさだ。福岡での売れっ子時代、地元で満足しかけていた二人が再びゼロからの挑戦となる上京を決意した際、両家の妻たちは一切の不満を漏らさなかった。夫が東京でアパート暮らしをしながら劇場に出番を求める間、生活の拠点を福岡に残して家族を守り続けた時期もある。
華丸の家庭では娘たちの成長を見守りながら明るい団らんが築かれ、大吉の家庭では静かな信頼関係のもとで夫が執筆やネタ作りに没頭できる環境が整えられた。タイプの異なる家庭環境でありながら、根底にあるのは「下積み時代を共にした」という絶対的な絆だ。この揺るぎない土台があるからこそ、生放送のプレッシャーがかかる現場でも二人は常に自然体でいられる。