一方、山崎ケイの進化も留まることを知らない。自身のライフステージの変化を経て、彼女が発する言葉の深みとユーモアはさらに洗練された。「ちょうどいいブス」というインパクトあるフレーズで時代の寵児となった彼女だが、現在は現代女性のリアルな心情や人間関係の機微を鮮やかにすくい取る、稀代のコメンテーターでありエッセイストだ。
テレビのひな壇に座れば、一言でスタジオの空気の「温度」を変える。出しゃ張りすぎず、しかし絶対にスルーできない核心を突く。その卓越した言語化能力は、同世代の女性層を中心に絶大な信頼を獲得している。