今里エリアを検討する際、最も注意しなければならないのが「近鉄今里駅」と「Osaka Metro(地下鉄)今里駅」の物理的距離です。他都市の感覚で「同じ駅名だから駅構内や直結通路で乗り換えられる」と考えて現地を訪れると、予想外のトラップに直面します。
両駅間の直線距離は約900mあり、今里駅 乗り換え 徒歩で移動すると成人男性の足でも約12〜15分を要します。雨天時や大きな荷物を持っている状態での乗り換えは現実的ではありません。住まい選びや通勤通学のルート選定では、どちらの路線を主軸にするかを明確に区別することが必須となります。
交通網としての機能はそれぞれ明確に分かれています。地下鉄今里駅にはOsaka Metro千日前線と今里筋線の2路線が乗り入れており、千日前線を使えば「なんば駅」まで直通約8分、「日本橋駅」まで約6分とミナミ方面へのアクセスが抜群です。今里筋線を利用すれば、城東区や旭区、京阪本線(野江駅・関目駅接続)方面へもスムーズに移動できます。
一方の近鉄今里駅は、近鉄奈良線・大阪線の普通列車が停車し、鶴橋駅まで1駅(約2分)、大阪難波駅まで約8分で直結します。さらに、大阪市中心部と南部を結ぶ新たな都市交通として定着した社会実験発のバス高速輸送システム「いまざとライナー(BRT)」を活用すれば、地下鉄今里駅からJR長居駅やあべの橋(天王寺)方面へも定時性の高いバス移動が可能です。